年俸17億円の名FWを名乗り、補助金を不正受給…ニセ選手が逮捕された理由が話題「謎のカスハラ騒動」

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かつてフランス代表やアーセナル、リヨンなどで活躍を見せた元フランス代表Wアレクサンドル・ラカゼット。彼になりすまして補助金を騙し取った人物が逮捕された事件があったという。



その事件の舞台は南仏にある街ニースだったとのこと。『Le Parisien』によれば、犯人はラカゼットの名前を騙り、偽造された身分証を使って家族手当基金(CAF)に対して複数回の申請を実施していたそう。



さらに巧妙な手口で審査をすり抜けることに成功し、最終的にはおよそ20万ユーロ(およそ3700万円)もの金額を不正に受け取っていたという。



フランスの社会保障制度は非常に手厚く行われていることで知られるが、その裏で不正受給の摘発も強化されている。実際、当局は2025年だけでおよそ2920万ユーロ(およそ55億円)相当の不正を発見しており、本件もその調査の一環で浮上したものだったようだ。



しかし、この事件が“珍事”として報じられている理由は、発覚のプロセスにあるようだ。



なんと犯人は、自ら発覚のきっかけを作ってしまったそう。彼はなんと、自身の補助金受給が停止されたことに腹を立て、ニースの窓口へ直接出向いた上で「なぜ支給が止まったのか」とクレームを入れたのである。



当然ながら、窓口職員にとっては不審極まりない行動である。調査対象となっていた人物が自ら姿を現したことで、その場で身柄が拘束された。その欲に駆られたあまりにも迂闊な訪問が、すべてを終わらせる決定打となったという。



現在、検察はこの男に対して禁固5年を求刑しているとのこと。



なお、現在34歳になったアレクサンドル・ラカゼットは、サウジアラビアリーグのNEOM FCでプレー中。今季は27試合に出場して11ゴール5アシストを記録しており、1部昇格したばかりのチームでエースとしての活躍を見せている。



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もちろん、家族手当を受け取らなければいけないほどの給与額ではなく、年俸はおよそ800万ポンド(およそ17億円)だと伝えられている。



筆者:石井彰(編集部)

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