ミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」が25日、東京・日本橋で行われ、約5万人の観衆が沿道につめかけるなか、日本橋のコレド室町テラスから大通り約700mを歩き、喜びを噛み締めた。
この日のために設けられた特設ステージでは、TEAM JAPANの応援リーダーを務める松岡修造氏が選手たちにインタビューを実施。
松岡修造が熱い思いを投げかける
「松岡さんの大ファン」とカミングアウトし、緊張した様子の金井莉佳選手(スケートショートトラック)に、「TEAM JAPANコール」のアドバイスをする松岡氏。
この日のために設けられた特設ステージでは、TEAM JAPANの応援リーダーを務める松岡修造氏が選手たちにインタビューを実施。熱い眼差しと思いを選手に投げかけた
先陣を切って登場したのは、スキーに出場した選手たち。高梨沙羅選手、小林陵侑選手、堀島行真選手らに松岡氏は気持ちのこもった質問を投げかけた。
堀島行真選手(メダルフリースタイルスキー・男子デュアルモーグル/銀メダル)
――僕は『もし金メダルを取ったら、堀島(行真)さんがこのまま競技をやめてしまうんじゃないか?』という思いを感じつつ、試合を見守っていましたが、(惜しくも銀メダルに終わった)この悔しさが、次に向けた力につながっているようにも感じました。
堀島:試合を終えた当日にはもう、「4年後を目指したい」と思えましたし、今日このようなパレードを歩かせていただいて、皆さんの応援がまた力にして、これからも歩み出せそうです。
丸山希選手(スキージャンプ女子ノーマルヒル個人/銅メダル・スキージャンプ混合団体/銅メダル)
――今シーズンは本当に世界に近づき、素晴らしい活躍を見せ、メダルも獲得されました(丸山)希さんの率直な思いを聞かせてください。
丸山:メダルを獲得して日本に帰ってこられたこと。そして、こうしてたくさんの人にお礼を言えたことが本当に嬉しいです。
――北京五輪では出場が叶いませんでしたが、ミラノで4年越しの夢を叶えました。現在のお気持ちはいかがでしょうか?
丸山:そうですね。「諦めずに続けてきてよかったな」と思っています。
高梨沙羅選手(スキージャンプ混合団体/銅メダル)
――僕は(高梨)沙羅さんの姿を見ているだけでもう、感極まってしまうんですけど……。女子ジャンプとしては3大会連続でメダルを獲得し、今回も記録をつなげることができました。
高梨:本当に私を応援してくださり、支えてくださる全ての皆様のおかげで、ここまで繋げてこられたな」という思いでいっぱいです。今回の五輪も、早朝にもかかわらず一緒に思いを共有してくださって。日本からの応援が力となり、身体を動かせたと思いますし、メダルを取れたことがすごく嬉しいです
――沙羅さん、僕も幸せです。ありがとうございます。
小林陵侑選手(スキージャンプ混合団体/銅メダル)
感極まった表情を見せつつ、インタビューを進行する松岡氏
――4年前に小林陵侑選手が金メダルを獲得された時に、「日本代表の今後には危機感しかない」とお話しされていましたが、小林選手は団体でメダルを獲得。今日は残念ながら参加できなかった二階堂蓮選手(男子ラージヒル/銀メダル、男子ノーマルヒル・混合団体/銅メダル)が、ミラノで3つのメダルを獲得し、思いが繋がったように思います。
小林:高いチーム力のおかげで、混合団体のメダルを獲得できてすごく嬉しいです。
――世界各地で試合が行われることもあって、日本の皆さんと思いを共有する時間はなかなか無いと思いますが、パレードに参加されてみてどんな思いですか?
小林:僕も五輪出場3回目にして、パレードは初めてなので、こうやって皆さんと一緒に時間を共有できてすごく嬉しいです。
ノルディックスキー複合団体を牽引し、現役引退を表明した渡部暁斗選手も登場。会見で「最後の最後にこういうものを経験できてありがたい」と感慨深げにパレードを振り返った。
カーリング女子日本代表(フォルティウス)
――ミラノ五輪では皆さんの暖かい声援や、(2勝7敗の予選敗退に終わり)辛い経験もされたと思います。
近江谷:非常に苦しい展開も多かったですが、それでも最後の最後まで気持ちを切らさずにプレーできたのは、本当に皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます。
ーー小谷(優奈)選手もチームに加わってから、色々な経験がありました。
小谷:そうですね。まずは五輪に行けたことはすごく嬉しいですが、そこで結果が出せなかったので、「また次に向かって頑張っていきたいな」と思える大会でした。
――大会前には、次につながる思いをたくさんお伺いしました。
小野寺:本当にオリンピック自体は素晴らしい大会でしたし、私個人としては12年ぶりに五輪の舞台に戻ってくることができて嬉しかったです。
――その笑顔が見られて良かったです。5人目のメンバーだった小林(未奈)選手は、今大会は色々な思いもあったように感じますが、きっとそれ以上に大きなものを掴んだような気がします。
小林:やっぱりみんなで悔しさとかを共有しながら、全力で大会を戦えたことは、すごく大きい部分ですし、今後また皆さんからの声援を受けて頑張りたいなと思いました
――そして最後は、吉村(紗也香)選手にお話を伺います。チーム名の「フォルティウス(FORTIUS)」は、ラテン語で「より強く」という意味です。今大会はもしかしたらくじけそうになった瞬間もあったかもしれませんが、何が自分たちの力になっていましたか?
吉村:本当にたくさんの方々が応援してくださって、本当にたくさんの力をもらえましたし、私たちも最後まで諦めずに気持ちを切らさずに戦うことができたと思っています。
村岡桃佳選手(パラアルペンスキースーパー大回転、大回転/銀メダル)
――村岡(桃佳)さんは大会前に骨折もあり、苦しい状況からのメダル獲得となりました。自身の獲得メダル数を11個に伸ばし、日本財最高記録を更新しましたが、しっかりとメダルをつかんだ今大会を振り返っての思いを聞かせてください。
村岡:大会を控えた昨年は、1年間に2度の大けがを経験し、本当に心が折れそうになったことも何度もありましたが、本当にたくさんの方々に応援していただいたおかげで、なんとかパラリンピックに出場することができたかなと思っています。
――いや、素晴らしい! 辛い思いをした時は、何を大切にして前に進んでいるんですか?
村岡:たくさんの応援や、サポートしていただけている方々の「気持ちに応えたい」という、その一心だけですね。
――僕もパラリンピックにずっと注目してきました。メディア報道やサポート体制も次第に変わってきていると思いますが、選手の皆さんは今後の競技環境についてどのようにあって欲しいですか?
村岡:我々はパラスポーツであるという特性上、それぞれの障害を持っていますけども、たくさんの方々にサポートしていただくことが本当に多いんです。
そうした中で、たくさんの方々にサポートしてもらったり、今回のような皆さんに応援をしていただける環境がもっともっと増えたりすると、嬉しいなと思っています。
アイスホッケー女子日本代表(スマイルジャパン)
松岡氏とアスリートによる「We are TEAM JAPAN!」の掛け声で締めくくられた。
――アイスホッケーの皆さんは壮行会にも参加していただきました。壮行会から始まり、本大会を経て、パレードに至るまでのチームジャパンの思いを志賀紅音さん(女子アイスホッケー・スマイルジャパン)はどのように感じていらっしゃいますか。
志賀:壮行会でもたくさんのパワーをもらって、支えていただけましたが、帰国した後にもこのようなパレードを開催していただいて、本当に皆さんの力を肌に感じました。
――僕がどうしても気になるのは、志賀さんは「情熱大陸」に出場されていて、「絶対に勝つんだ」とお話しされていましたし、本大会のスウェーデン戦などでも頑張っていらっしゃって、勝利やメダル獲得への思いは一層強くなったんじゃないかと思います。
志賀:そうですね。今回はメダルを獲得できなかったので、「また四年後頑張りたいな」というふうに思います。
――はっきり言っていいです。日本にはあと何が必要ですか?
志賀:「個人のレベルを上げることがまず一番大事かな」というふうに思います。
――世界に旅立ちながら、皆さん個人のレベルを上げていってください。
取材:JUN.S

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