台湾メディアの東森新聞は25日、ホルムズ海峡の封鎖に関連し、足止めされた船員から「浮かぶ監獄」に閉じ込められているようなものだとの声も聞かれると報じた。
記事によると、ホルムズ海峡は米国とイランの戦争における駆け引きの道具となり、50日余り閉鎖され、足止めされた船員から「浮かぶ監獄」に閉じ込められているようなものだとの声も聞かれる。
イランがロシアなど一部の友好国に対し、同海峡の通行料を免除したことが明らかになった。海峡の開閉をめぐる不確実性により航路の変更を余儀なくされた多くの船舶が、太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河に向かっている。
トランプ米大統領は23日、米国がホルムズ海峡を「完全に掌握している」とし、イランが合意に応じるまで同海峡は「完全に封鎖されている」との認識を示した。
米軍が拿捕(だほ)したイラン船籍の貨物船をめぐり、トランプ氏が「中国からの贈り物だ」と述べたことについて、中国外交部の郭嘉昆(グオ・ジアクン)報道官は20日、「中国は事実に基づかないあらゆる非難や関連付けに反対する」とし、「国家間の正常な国際貿易関係は干渉や妨害を受けるべきではない」と述べた。
米国とイランの交渉に進展がなく、ホルムズ海峡の航行の自由の回復も見通せないことから、多くの船舶がパナマ運河に殺到している。パナマ当局は、予約なしの船舶が優先通航できる「割り込み」権利の入札(オークション)方式での販売を導入した。
国際海運の専門家によると、この傾向は徐々に制度化され常態化し、世界の海運構造に長期的な影響を与える可能性がある。たとえ将来ホルムズ海峡が再び航行可能になったとしても、関連する輸送コストや迂回パターンを以前の状態に戻すのは難しいとみられる。(翻訳・編集/柳川)











