2026年4月24日、陝西省の学校の運動会でダンスパフォーマンスをしていた人型ロボットが近くにいた女性に抱きついたニュースが中国のSNS・微博(ウェイボー)で注目を集めている。
中国メディアの上游新聞がウェイボー公式アカウントを通じて、動画付きで報じたところによると、陝西省の西安欧亜学院で23日に開催された運動会の際、人間とロボットの混合チームによるダンスパフォーマンスの演目が披露されたが、パフォーマーとして踊っていた人型ロボットが突然振り向き、すぐ後方で踊っていた女子学生に抱きついた。近くにいた人々がすぐにロボットを引き離した。動画を見たネットユーザーからは「ロボットが自分の意思を持ったのか?」という感想も寄せられた。
同校の職員によると、このロボットは卒業生が関係している協賛企業から提供されたもので、演目終了後に返還された。ロボットがなぜ抱きつくような挙動をしたのかについて、学校側が提供元企業に問い合わせたところ、現場にあったロボットの台数が多かったため通信不良が発生し、それによって起こった異常で、事前にプログラムされたものではないとの回答があった。
重慶師範大学の智能・認知実験室の高桓(ガオ・ホワン)副主任は動画を確認後、「ロボットのパフォーマンスの過程で運動制御に異常が発生し、動作実行にズレが生じたか、現場の安全面における冗長性の不足によるものと考えられる。ロボットが自分の意思を持ったとはいえない。なぜロボットが異常な動作をしたにもかかわらず人間にこのような接触ができたのかという点に着目すべきだ。ロボットのパフォーマンスは通常、スクリプトの設定に従って実行される。ポジショニングの誤差や姿勢認識のズレ、動作の順序の誤りが発生した場合や、すぐ近くに人間が立っていたり、動線が設定と食い違っていたりすると、ロボットと人間の間に想定外の接触を引き起こしかねない。ロボットは単純な道具ではない。機械が動くリスクも存在するスマートデバイスだ。使用する側は事前にスクリプトのテストやリハーサル、安全を担保する配置などを含めたリスク評価をしっかり行うべきだ」と述べた。
動画を見たネットユーザーからは「故障か?」「(女子学生は)きっと驚いたことだろう」「リスクを軽く見てはいけない」「ロボットも美女が好きなのか」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/原邦之)
— 中国動画 (@RC00547555) April 24, 2026











