2026年4月23日、中国メディアの極目新聞は、安徽省馬鞍山市の中学校が実施した校外学習で、提供された弁当を食べた多数の生徒が下痢などの症状を訴えたと報じた。
記事によると、馬鞍山市立第七中学校が4月20日、中学3年生を対象に同市当塗県の大青山動物園で日帰りの校外学習を実施し、昼食として地元ホテルの仕出し弁当が一括供給された。
ところが、帰宅した子どもが夜から腹痛を訴え、一晩中下痢が続いた末に翌朝、病院で急性胃腸炎と診断される事態に。保護者は当初、気温低下による体調不良と考えていたが、翌日に保護者のグループチャットで他の子どもにも同様の症状が出ていることを知り、食中毒を疑い始めたという。チャット記録には「子どもが一晩で4回下痢をした」「クラスで20人以上が下痢しており、他のクラスでも被害が出ていると聞いた」との書き込みがあった。
記事は別の保護者の証言として、「これほど多くの生徒が下痢をするとは思わなかった。子どもの中には、弁当の鶏肉が酸っぱくなっていた、あるいは臭かったと話す子もいた」と伝えている。
これを受け、当塗県市場監督管理局が調査に乗り出し、当該ホテルの弁当を県衛生健康委員会の関連部門に送って検査を依頼。現在、検体を疾病予防管理センター(CDC)に検査委託しているものの、現時点で結果は出ていないという。
記事のコメント欄には、学校と業者の責任を問う声が多く寄せられた。「学校は業者選定時に衛生許可証などの資格を厳しく審査すべきだ」「学校は活動の主催者として安全保障義務を果たしておらず、ホテルは食品提供者として主要な賠償責任を負うべきだ」といった指摘が並んだ。
また、引率教師によるチェック体制の不備を指摘する意見も目立った。「本来なら弁当が届いた時点で引率教師が1箱開けて異臭がないか確認し、問題があればその場で受け取りを拒否すべきだ」「子どもが鶏肉の異臭に気づきながらも空腹のために食べてしまったのは、発覚前のチェックが機能していなかったことを示している」との声が上がった。
このほか、校外学習のあり方をめぐる議論も見られ「動物園や遊園地ではなく、革命記念館や科学館、歴史博物館など教育的意義のある場所に行くべきだ」「もはや学習ではなく単なる観光だ」といったコメントが寄せられている。











