台湾メディアの自由時報は21日、日本人観光客が台北市の陽明山でカメラを紛失したものの、警察の「ある方法」によって無事持ち主に返還されたと伝えた。

記事によると、台北市警察北投分局公園派出所に先日、市民から「陽明山前山公園付近のベンチで拾った」と一眼レフカメラが届けられた。

応対した警察官の陳銘照さんがカメラのデータを確認すると、台北と日本の観光地の写真が多数あり、カメラの表示言語が日本語だったことから、日本人観光客が紛失したものである可能性が高いと判断した。

また、データでは個人を特定する写真はなかったものの、陽明山の風景写真が多く、ちょうど開花のシーズンであったことから、持ち主はまだ陽明山周辺にいる可能性が高いと予想。陳さんはすぐにカメラの写真を撮ってポスターを作成し、陽明山前山公園周辺に多数掲示した。

日本人観光客がカメラ紛失、警察が「ある方法」で持ち主を見つけ出す―台湾

すると予想通り、カメラを紛失した29歳の日本人観光客の男性がポスターを見て派出所を訪ねてきた。警察は本人確認を行った上で、カメラを返還したという。

北投分局は、「陽明山には観光客が多く、市民サービスは警察業務の重要な一環であり、外国人観光客の困難解決に寄り添うことは警察のイメージ向上につながるだけでなく、素晴らしい民間外交にもなる」としている。(翻訳・編集/北田)

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