中国広核集団(CGN)の発表によると、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市クラスター)初の「華竜1号」原子炉である太平嶺原子力発電プロジェクト1号機が20日、運転開始し、商業運転の条件を整えた。年間発電量は90億キロワット時(kWh)を超える見込みで、粤港澳大湾区の住民100万人の年間電力需要を満たすことができる。

人民網が伝えた。

今回運転開始した1号機では、CGNが独自に設計したHL-T67蒸気発生器とSH-N非安全級DCSプラットフォームが初めて採用され、主蒸気隔離弁も国産化を実現し、主要設備の全面的な国産化を後押しした。さらに、同プロジェクトではデジタル引き渡し3.0プラットフォームも初めて導入され、3次元発電所モデルを基盤として、設計、調達、施工、試運転の全工程を統合し、一体化されたデータ資産を形成した。これにより、実体のある発電所と「デジタル発電所」の同時完成・一体引き渡しを実現し、科学技術イノベーションによって原子力発電管理を強化した。

太平嶺原子力発電プロジェクトでは、「華竜1号」原子炉6基の建設が計画されており、3期に分けて建設が進められる。6基すべてが完成した後、年間発電量は550億kWhを超える見込みで、毎年、標準石炭消費を約1665万トン相当削減し、二酸化炭素排出量を約5082万トン削減できるとされ、広東省のエネルギーのグリーントランスフォーメーションと「ダブルカーボン(カーボンピーク・カーボンニュートラル)」目標の実現を後押しする。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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