中国・重慶からマレーシアのクアラルンプールに向かう飛行機内で、客室乗務員が英語を使ったことに腹を立てた中国人女性が大騒ぎする騒動があった。新聞晨報など複数の中国メディアが伝えた。

報道によると、騒動があったのは22日、マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアの機内。女性は同行者が同じ便への搭乗に間に合わなかったことに不満を抱いていたとみられ、機内で長時間にわたり大声で電話をかけていた。隣席のマレーシア人乗客が声のボリュームを下げるよう求めたところ、口論に発展したという。

しかし、女性の矛先は対応にあたった客室乗務員へ向かった。現場で撮影された映像には、女性が「私は中国人だ。あなたたちは国際線の乗務員なのに中国語も話せないのか。そんなことでよく飛行機を飛ばせるな!」などと声を荒らげる様子が映っている。

また、「教えてあげるけど、サービススタッフの最も基本的なことは何か。それはきちんとサービスをすることだ」「飛行機はまだ離陸していない。電話をすることに何の問題があるのか」などとし、「必ず納得できる説明をしなさい。できないなら(飛行機を)飛ばすな!」と主張した。

なお、女性は中国南方航空の客室乗務員を自称していたが、現地メディアによると同社は「当該女性は当社の従業員ではなく、当社と一切関係がない」とこれを否定した。

客室乗務員はその場を収めることができず、警察に通報し、駆け付けた警察官が女性を機外へ連れ出した。同機は当初午前2時に離陸し、同6時45分に着陸する予定だったが、騒動により1時間半ほど遅れた。

中国のSNS・微博(ウェイボー)のネットユーザーからは「乗客同士の争いの件は知らないが、彼女が言った中国語も話せないのに国際線を飛ばすなという点は支持する」とのコメントが寄せられ、2000以上の「いいね」が付くなど大きな共感を集めている。また、「彼女が言っていることは間違ってない。中国語も話せないなら、中国を離発着する国際線の運航などするな」「ある点は間違いじゃない。中国語ができないなら国際線飛ばすな」とのコメントにもそれぞれ1200以上、700以上の「いいね」が付いている。

一方、小紅書(RED)のユーザーからは「中国語は国際言語ではない」「ブラックリストに入れて出国を禁止せよ」「だから中国の飛行機には必ず航空警察がいる」「中国人の海外での評判が悪いのには原因があるんだ」「すべての中国人が問題を起こすわけではないが、問題を起こすのはいつも中国人」など、女性に批判的なコメントが多く寄せられ、共感を集めている。(翻訳・編集/北田)

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