中国南東部の海南省にある文昌宇宙発射場で5月8日朝、「天舟10号」宇宙貨物船と「長征7号遥11」運搬ロケットの組み合わせ体が垂直輸送を開始しました。これは、宇宙船とロケットの技術エリアにおける組み立てとテスト作業がすべて完了し、正式にロケット打ち上げの準備段階に入ったことを示しています。

「天舟10号」は、約6.3トンの補給物資を輸送する予定で、これは主に「神舟23号」と「神舟24号」の宇宙飛行士クルーが軌道上で正常に作業し、生活するために必要な物資を提供するものです。宇宙飛行士システム、宇宙ステーションシステム、貨物輸送船システム、宇宙応用システムを含む計220点以上の貨物に加え、700キロの推進剤も含まれます。

今回特に注目すべきは、前回の「天舟9号」が新型船外宇宙服2着を輸送したことに続いて、3着目の同型宇宙服を輸送することです。これは、宇宙ステーションで着用する宇宙服が全面的に更新されることを意味します。また、新しい宇宙トレッドミル1台と総重量約280キロの科学実験ペイロード6種類も搭載されており、主に宇宙ステーションにおいて微小重力環境下での流体物理学や宇宙技術など最先端分野での宇宙科学実験に使用されます。今回は宇宙ステーションの建設開始以来、搭載されるペイロードの数が最も多い回となります。(提供/CGTN Japanese)

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