中国では年に1度の上場企業による半期決算報告の発表期が始まりました。7月15日時点で、A株上場企業1668社が2026年上半期の業績予想を開示しており、うち902社が純利益の前年同期比でのプラス成長を見込み、181社が赤字から黒字への転換を予想しています。

中でもAI関連の演算能力、商業宇宙、電子機器製造、新エネルギーなどの分野で業績の上方修正が目立ちます。

データはキー・コア技術とハイエンド製造業が業績成長の重要なエンジンであることを示しています。2026年上半期に時価総額1000億元(約2兆4000億円)以上のA株上場企業は過去最多の206社に拡大しました。新たに大企業入りした主力は従来型の業界から、光モジュールや半導体などのキー・コア技術分野へシフトしています。2026年上半期には71社が新規株式公開(IPO)を完了し、資金調達総額は前年同期比88.93%の大幅増でした。資本市場が「新たな質の生産力」に貢献する機能は強まりつつあります。

また、A株上場企業のM&A(合併・買収)も活況を呈しています。上半期には約2000社がM&A計画を開示し、予想取引総額は1兆元(約24兆円)を突破しました。中でも電子機器、バイオ医薬品、人工知能(AI)などの分野でのM&Aが活気を見せており、中国経済を動かす力の転換と産業がより新しくなりアップグレードする特徴を示しています。

中航証券の董忠雲首席エコノミストは「統計ではハイエンド製造業のM&A事例が800件を超えた。取引内容には特許権の買収や内部資産の統合などが含まれ、現在の製造業の高度化の内在論理に合致している」との見方を示しました。(提供/CGTN Japanese)

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