中国メディアの環球網は25日、韓国メディアの聯合ニュースを引用し、韓国外交部が世界17カ国を対象に実施した「韓国のイメージに関する調査」の結果として、「外国人の目に映る韓国は、韓流などの文化よりもテクノロジーや経済の印象のほうが強いようだ」と報じた。

 記事は、韓国外交部が2013年10月中旬から11月中旬にかけて、日本や米国、ロシア、中国など世界17カ国6000名の成人を対象に「韓国のイメージ」を尋ねる調査を行ったと紹介した。


 調査によれば、インドやベトナムでは韓国に対する評価が高かったものの、エジプトやドイツでは韓国への評価は相対的に低く、ドイツでは30.2%の回答者が「韓国と北朝鮮が区別できない」と回答したという。

 続けて記事は、「韓国といえば何を連想するか」という質問に対し、多くの回答者が「技術」、「サムスン」と回答したと紹介。さらに「競争」、「PSY(サイ)の江南スタイル」といった意見もあったとし、K-POPや韓流ドラマとの回答はわずか6.2%にとどまったことを伝えた。

 記事は韓国外交部の関係者が同調査結果について、「われわれに警鐘を鳴らすものと捉えている」と述べたことを紹介。続けて、同関係者が「われわれはソフトパワーを強化し、韓流の認知度を高めることで世界に韓国を売り込みつづける必要がある」と語ったと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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