中国メディアの封面はこのほど、中国では広場ダンスが流行する一方で、日本ではマラソンが流行していることを紹介し、健康づくりのために行われるスポーツは日中両国と大きく違うことを伝えている。
記事は、太極拳や気功に比べて始めやすい広場ダンスは、中国の中高年の女性の間で「もっとも普及している健康づくりの方法」であると紹介。踊るだけなのでお金はかからず、広いスペースと音楽があればどこでもできる点も、広場ダンスが普及した理由の1つだと論じた。また、音楽にあわせて皆で同じダンスをすることは「寂しい老後を送っていた高齢の女性にとっては良い交流の場になっている」と論じた。
一方、日本の中高年女性は広場でダンスをするようなことはないとしたうえで、むしろ日本では健康づくりのために近年はランニングやマラソンが流行していると紹介。
例えば、東京の皇居付近では中高年の女性ランナーの姿を数多く見ることができると伝え、「日本人女性が中国人女性に比べてマラソンを好むのは、日本人に忍耐力があるため」ではないかと考察し、「忍耐と堅持が必要なスポーツがマラソンなら、忍耐し、堅持し続けることのできる民族こそ日本人」であり、マラソンは日本人にぴったりなスポーツだという見方もあると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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