中国メディアの楽途旅行はこのほど、日本でイチゴ狩りを体験し、日本の美味しいイチゴを堪能したという中国人の手記を掲載し、その場で採って、その場で食べるという「イチゴ狩り」が中国人にとって非常に新鮮である理由について紹介している。
まず記事は、日本にはさまざまな品種のイチゴがあるうえ、その栽培技術は「世界一流」だと紹介。スーパーでもさまざまな大きさのイチゴが売られているが、値段は500円(約30元)ほどと「決して安い果物ではない」ものの、その値段にふさわしい美味しさだと紹介した。
この中国人は東京近郊の農園でイチゴ狩りを体験したようだが、ビニールハウスの1つが開放され、そこでどのようにイチゴ狩りを行ったかを写真とともに紹介している。イチゴは小ぶりではあるが、真っ赤に熟していて見るからの美味しそうだ。練乳やチョコレートをイチゴに付けて食べることは日本では一般的に浸透しているが、初めてイチゴ狩りを体験したこの中国人にとって「練乳を付けて食べる」という食べ方が驚きだったようだ。
中国にもイチゴ狩り自体は存在するが、どこでも体験できるものではなく、日本ほど身近なものではない。この中国人がイチゴの食べ方以外に驚いているのは「イチゴが全く汚れておらず、塵の1つも見えないほど清潔であったため、洗わずにそのまま食べることができた」という点だ。なぜなら化学肥料や農薬が使われていないうえ、水は地中の管から供給しているため安心なのだと説明している。
これは子どもと一緒に訪日した中国人旅行客にとっては安心につながる点だろう。中国では野菜や果物の残留農薬が問題となっており、特に野菜は食べる前に洗剤で洗う必要があることを考えれば、摘み取ってそのまま口に入れることができるのは嬉しいことに違いない。
この中国人が体験したイチゴ狩りは1人1500円とお手頃な値段だったそうだが、「実際はあまりたくさんは食べられないため、店で購入するより多少割高」と主張する一方、「自分で摘み取って、そのまま食べるイチゴは格別に美味しかった」と伝えている。
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