冷凍食品の利用で時短効果を実感する生活者が増えている。日本冷凍食品協会(藤江太郎会長)の調査によると、冷食の利用で女性は1食当たり平均約20分(男性約18分)、1か月当たり平均約12時間(同約10時間)の時短効果を感じているとした。


 「冷凍食品の利用状況実態調査」として公表したもの。冷食利用の時短で生まれた余裕については、男女とも「自分のための時間」「睡眠・休息・リラックス」「家族や身近な人と過ごす」などの活用法が上位に入った。

 食品全体の中で購入量が増えたものを聞いたところ、1位冷凍食品、2位うどん・パスタ、3位豆腐・納豆の順。冷食は物価上昇の中でも「必要性が変わらない」「調理の手間や時間が省ける」「代替品がない」と高評価を得た。

 冷食の利用頻度は、全体平均で週1.8回。うち女性は週1.9回、男性は週1.8回。年齢別にみると、女性25~34歳は2.2回、男性20~34歳は2.1回と若い世代の利用頻度が高い傾向がうかがえた。

 利用を増やした理由としては、女性は「調理が簡単で便利」(78.4%)、「おいしいと思う商品が増えた」(43.7%)、「手ごろな値段」(31.1%)、「野菜など生鮮品の価格が上がった」(26.9%)を挙げた。

 冷食の購入目的は女性で夕食が約6割、昼食が48%、お弁当用が37%の順。男性も同様だが、お弁当用の割合が約10%低い。

 意識調査では、冷凍食品を「おかず」や「主食(麺・炒飯)」で食卓に出すことを「手抜きだと思う」や「罪悪感がある」は3割前後と減少傾向。「合理的だと思う」が女性で79%、男性で76%に達し、冷凍食品を前向きに日常の食卓に取り入れている様子がうかがえる。


 1年前に比べ、冷食の中で利用が増えた品目のベスト3は、女性が1位「ギョウザ」(34.1%)、2位「冷凍野菜」(26.9%)、3位「パスタ・スパゲティ」(25.2%)。男性は1位「ギョウザ」(38.0%)、2位「ピラフ・炒飯」(23.7%)、3位「パスタ・スパゲティ」(22.9%)。

 調査は2月14~15日にかけて、冷凍食品を「月1回以上」利用している全国の20歳以上の男女1500人(各750人ずつ)にインターネットで実施。また、回答対象者を絞り込むためのスクリーニング調査(n=1.1万人)も分析の対象とした。

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