ヤクルト本社は、順天堂大学、医療法人社団五の橋産婦人科と共同で、予定帝王切開で出生した正期産児を対象に、ビフィズス菌「ビフィドバクテリウム ブレーベ ヤクルト株(B.ブレーベ・ヤクルト株)」を出生直後から1か月間摂取させた臨床試験を実施し、腸内細菌叢形成や腸内環境に有望な結果が得られたと発表した。研究成果は学術誌「Pediatrics&Neonatology」に掲載された。


 試験は、予定帝王切開で出生した健常な正期産児26人を対象に実施。B.ブレーベ・ヤクルト株を摂取する群とプラセボ群に分け、出生直後から1か月間継続摂取した。その結果、摂取群では生後3日目から1か月にかけて、ビフィズス菌数や検出率がプラセボ群に比べ高く推移し、ビフィズス菌優勢な腸内細菌叢が早期に形成された。また、総有機酸や酢酸、乳酸濃度の増加、便pHの低下も確認された。

 さらに、生後9か月時点の体重は摂取群で有意に高かった。ヤクルト本社は、出生直後からのB.ブレーベ・ヤクルト株摂取が、帝王切開出生児の望ましい腸内細菌叢形成につながる可能性を示したとしている。

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