チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝セカンドレグが14日に行われ、アトレティコ・マドリード(スペイン)とバルセロナ(スペイン)が対戦した。

 カンプ・ノウで行われたファーストレグでは、退場者を出したバルセロナに対し、アトレティコが0ー2で先勝。
ディエゴ・シメオネ監督にとっては、“鬼門”でもあったカンプ・ノウでの初勝利に。バルセロナは敵地での逆転突破を、アトレティコにとってはホームでしっかりとベスト4を掴むべく戦いに臨んだ。

 アトレティコとしてはラ・リーガで悔しい思いをしている分、コパ・デル・レイと同様に、しっかりと勝ち上がりたいところ。バルセロナは、FWハフィーニャを欠いての戦いとなる中で、立ち上がりから攻め立てていく。

 開始1分、ラミン・ヤマルが中央を突破してシュート。これはGKフアン・ムッソのセーブに阻まれることに。それでも4分、ヤマルが前線からプレッシャーをかけると、相手のバックパスをカット。こぼれ球をフェラン・トーレスが前に送ると、ヤマルがGKとの一対一を冷静に流し込んで先制に成功。2戦合計で1点差とする。

 敵地で勢いづくバルセロナの攻勢が続く中、24分にもスコアが動くことに。バイタルエリアでボールを持ったダニ・オルモが狭いエリアで縦パス。これを受けたフェラン・トーレスがボックス内に持ち込み、そのままシュート。
これが決まり、バルセロナが前半のうちに2戦合計で同点に追いつくことに成功する。

 一気に畳み掛けたいバルセロナは25分にビッグチャンス。右サイドからヤマルが左足アウトでクロス。これを、完全にフリーで飛び込んだフェルミン・ロペスがヘッドで合わせたが、GKムッソが体に当てて防ぐビッグセーブ。バルセロナに流れを渡しきらない。

 防戦が続いていたアトレティコだったが31分、今大会がアトレティコでの最後のチャンピオンズリーグとなるアントワーヌ・グリーズマンが右サイドのスペースへスルーパス。マルコス・ジョレンテがこれに反応すると、ボックス内右からクロス。並走していたアデモラ・ルックマンがダイレクトで蹴り込み、アトレティコが1点を返し、2戦合計3ー2でリードを奪うことに成功する。

 1ー2で後半に入った中、アトレティコは52分にカウンターからチャンス。フリアン・アルバレスがドリブルで持ち込んだ中、最後はルックマンがミドルシュートも枠外。バルセロナは同点を目指して攻め込む中、55分に左サイドから崩すと、ガビがボックス内に持ち込み最後はフェラン・トーレスがシュート。ボールはネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定となり、ゴールは認められない。


 アトレティコもロングスローからルロビン・ル・ノルマンがシュートもGKがブロック。さらに、77分にはスルーパスにアレクサンダー・セルロートが抜け出そうとした中、エリック・ガルシアがファウル。VARが介入した中、決定機阻止を取られて一発退場。2試合連続で数的不利で残り時間を戦うことになると、その後も攻め立てたがフィニッシュに精度を欠いてしまいタイムアップ。1ー2でバルセロナが勝利したものの、2戦合計3ー2でアトレティコが勝利。2016ー17シーズン以来9シーズンぶりとなるベスト4進出を決めた。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 1ー2(2戦合計:3ー2) バルセロナ

【得点者】
0ー1 4分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)
0ー2 24分 フェラン・トーレス(バルセロナ)
1ー2 31分 アデモラ・ルックマン(アトレティコ・マドリード)
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