ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督が、18日に行われたセリエA第33節ラツィオ戦を振り返った。イタリアメディア『スカイ』が伝えた。


 前後半に1失点ずつで0-2の完敗。本拠地『スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ』での連続無敗は「26」で止まった。2024年12月8日のラツィオ戦後に始まった記録は、ラツィオに止められ、セリエAにおけるホームでの同カードは4連敗となった。

 17日に勝利していた首位インテルとの勝ち点差は、残り5試合で「12」に拡大。2位ナポリがリーグ連覇する可能性はほぼ消滅し、インテルの2シーズンぶり21度目のスクデット獲得は決定的となった。

 コンテ監督はラツィオ戦後、「優勝への望みは消えたのか? 我々のプレーは良くなかった。中盤での質が低かった。ラツィオは我々の攻撃を待ち構え、スペースを塞いでカウンターを仕掛けてきた。ポゼッション率は約70パーセントを記録しながらも、枠内シュートは1本も打てなかった。我々はスペースを見つけるのが上手くなかった」と内容を総括。完敗を認めた。

「問題は、今日、エネルギーが不足していると感じられたことだ。
前節のパルマ戦から生じていたこの不調を、私がうまく察知できなかったのかもしれない。最大限の力を出し、できるだけ多くの勝ち点を獲得しようという、適切なモチベーションを与えられなかったのかもしれない。(シーズン中に)非常に困難な状況でも粘り強く戦えた点は評価できるが、今日は痛烈な一撃を食らってしまった」

「月曜日に、今日の出来事を教訓として再出発する。原因を突き止め、立て直さなければならない。今日は全員が試合から消え、完全に機能不全に陥っていた。得点できるはずもなかった。冷静さが欠けていた。今は、戦わなければならないこと、そしてチャンピオンズリーグ出場権を勝ち取らなければならないことを肝に銘じて、耐え抜かなければならない」

 イタリア代表の監督に就任するとの噂が、チームに不安をもたらしたのかもしれない…。そんな指摘に対してコンテ監督は、「昨年も、シーズン終了の2カ月前には、他のチームや将来について話題になっていた。時々、私が言ったことが誤解されることもあるが、それもサッカーの一部だ。リーグ戦が終わるまでは、黙っているに越したことはないと思う。裏では様々なことが行われるかもしれないが、応援に来てくれる人々への敬意からも、沈黙を守った方が良い。
私は1年前と同じように完全に集中している。自分の名前がニュースの見出しになるのは理解しているが、時に語られることが悪用されることもある」と、自身の将来への言及を避けた。

「ナポリは議論の的となる場所だ。助けてくれる人もいれば、破壊しようとする人もいる。自分たちで傷つけ合うことなく、団結して結束を高めよう。(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長が『去りたいならすぐに教えて欲しい』と言った?  彼は好きなことを言えるし、もし私が答えるなら、それは非公開で行う。公の場では言わない。メディアはそれしか見ないからだ」


【ハイライト動画】ナポリvsラツィオ

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