先週末に行われたシュトゥットガルト戦でブンデスリーガ連覇を成し遂げて今季1冠目を達成したバイエルン。
発煙筒による煙がスタジアムにこもった影響で数分遅れでのキックオフとなった一戦。立ち上がりからアウェイのバイエルンが主導権を握ると、16分にはルイス・ディアス、ハリー・ケインが続けてゴールを脅かす。
すると、22分には相手陣内右サイドでのスローインの流れからボックス右に抜け出したジャマル・ムシアラからの丁寧なグラウンダーの折り返しに反応したケインが右足シュートをゴール左に突き刺し、エースのゴールでバイエルンが先手を奪った。
先制後は相手陣内でボールを動かしながらゲームをコントロールするバイエルン。ジョシュア・キミッヒがミドルシュートを放てば、ケイン、ルイス・ディアス、ミカエル・オリーズのトリデンテが鮮やかな連携でゴールを脅かす。
これに対して守勢が続くレヴァークーゼンはルーカス・バスケスが足を痛めてしまい、39分にはエルネスト・ポクのスクランブル投入を余儀なくされた。何とか粘りの守備で2失点目を回避したものの、前半45分で決定機はおろか1本のシュートも放てなかった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半はレヴァークーゼンがハーフタイムの修正によって攻勢を強める。52分にはボックス手前右でパスを受けたネイサン・テラが鋭い左足シュートをゴール左隅へ飛ばすが、ここはGKマヌエル・ノイアーが指先でコースを変える圧巻のセーブで枠外にはじき出した。
立ち上がりのピンチを凌いだバイエルンは徐々に相手陣内でのプレーを増やしていく。
以降もチャンスを作りながらもフレッケンの牙城を再び崩せないバイエルン。70分過ぎにはコンラート・ライマー、アレクサンダル・パブロヴィッチに代えてアルフォンソ・デイヴィス、レオン・ゴレツカを同時投入。さらに、84分にはムシアラを下げてキム・ミンジェの投入で逃げ切りを意識した戦い方にシフトした。
その後はビハインドのレヴァークーゼンがリスクを冒して前に出るカップ戦らしい最終盤となったが、後半アディショナルタイム3分にはバイエルンがうまく相手を引っくり返すと、ゴレツカのマイナスの折り返しをルイス・ディアスが冷静に押し込む。一度はオフサイド判定もビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によってオンサイドでのゴールが支持され、試合はこの直後にタイムアップ。なお、伊藤に最後まで出場機会は訪れなかった。
この結果、レヴァークーゼンとの接戦を制したバイエルンがポカールファイナル進出を決定。対戦相手は翌日に行われるシュトゥットガルトとフライブルクの勝者となる。
【スコア】
レヴァークーゼン 0-2 バイエルン
【得点者】
0-1 22分 ハリー・ケイン(バイエルン)
0-2 90分+3 ルイス・ディアス(バイエルン)

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