◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス7―3巨人(13日・京セラドーム大阪)

 巨人は初回に先制するも、逆転負け。先発した赤星は3回に打ち込まれて流れを作れず5敗目を挙げた。

吉川は猛打賞、スタメン出場した大城卓は27打席ぶりに放った安打が貴重な追加点になるなど中盤に追い上げを図ったが、あと一歩及ばず初のオリックス戦4連敗となった。

 初回、先頭の泉口が相手先発・寺西から左前打で出塁すると、続くキャベッジが四球を選んで出塁。さらに吉川も左前打で無死満塁の好機を作ると、4番の丸は遊撃への併殺打に倒れたがその間に三走の泉口がホームを踏み、先取点をつかんだ。

 2回は先頭の増田陸が左中間へ二塁打を放つも後続が倒れて無得点。3回は1死から吉川が左中間へ二塁打を打ったが、またもやつなぐことができなかった。4回と5回は3者凡退。5点ビハインドの6回は相手2番手の博志から先頭に吉川が四球を選び。丸が右前打を放つと、なお1死一、二塁から大城卓が中前へ適時打を放った。さら2死一、三塁では中山も右前へ適時打をマークし、この回2点を奪い追い上げを図った。

 しかし、3-6の7回には1死から吉川が左中間へ二塁打を放つも無得点。8回も3人で料理され、9回は1死から泉口、2死一塁では吉川が四球を選んで得点圏に走者を進めたが、後続が倒れた。

 投げては、先発した赤星が1点先制して迎えた初回。

先頭の宗を二ゴロに抑えると中川を中飛に抑えた。しかし、続く森に左前打を打たれて出塁したが、4番の杉本を遊ゴロに抑えて無失点の立ち上がりだった。

 2回は頓宮を中飛、西川と太田は三ゴロに抑えて得点を許さなかった。3回は先頭の若月に三塁線へ二塁打を打たれると、1死から宗に四球を与えて続く中川にも四球と1死満塁のピンチを招き、続く森に直球を右翼線沿いへ2点適時二塁打を運ばれ逆転を許した。なお、1死二、三塁では杉本の遊ゴロを泉口が一塁へ送球したが逸れて失策が記録。この間に1点を失い、さらに続く頓宮にも左前へ適時打を打たれて失点すると、西川にも適時打を許して一挙5失点と乱れた。

 1-5の4回には2死から中川に中前打を打たれると、続く森が四球を選らんで出塁。なお2死一、二塁では杉本が右前へ適時打を放って6点目を奪われた。

 5回と6回は3者凡退。3点ビハインドの7回も先頭の森を空振り三振、続く杉本を遊ゴロ、頓宮を中飛と難なく抑え7回8安打6失点で降板した。

 8回には平内が登板し、若月に犠飛を許して7点目を奪われた。

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