【中日】ドラフト１位・金丸夢斗はプロ５度目の先発も７回途中で降板　初勝利はお預け
先発の金丸夢斗（カメラ・頓所　美代子） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　西武―中日（１３日・ベルーナドーム）

　プロ初勝利を懸けて先発した中日のドラフト１位・金丸夢斗投手が、６回１／３を７安打１失点だった。自己最長となる７回のマウンドに上がったものの、ピンチを背負っての降板となった。

　同期入団のドラフト４位・石伊との初バッテリーで臨んだ自身５度目のマウンドだったが、序盤から球数がかさんだ。初回先頭の西川にファウルで粘られ、１１球を要した。毎イニング走者を背負う苦しい展開で迎えた３回。四球で先頭打者を出塁させると、１死一、三塁。２番・滝沢に甘く入った外角スライダーを中前に運ばれる適時打で先制点を許した。６回はこの日、初めて３者凡退と修正したが７回、先頭の炭谷を中前打で出塁させると、犠打で１死二塁とピンチを広げたところで、マウンドに来た井上監督に交代を告げられた。自己最多の１１０球と粘投したものの、プロ初勝利はお預けとなった。

　味方打線は、８回まで７安打１得点。０―１の５回に岡林の左前適時打で同点としたが、勝ち越せなかった。

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