【巨人記録室】シーズン２度の押し出しサヨナラ負けは球団２度目の屈辱
延長１１回１死満塁、大城滉二へサヨナラとなる押し出し四球を与え、肩を落とし引き上げる巨人６番手の中川皓太（右端、カメラ・渡辺　了文） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　オリックス２×―１巨人＝延長１１回＝（１４日・京セラドーム大阪）

　巨人は１１回に押し出し四球でサヨナラ負け。オリックス戦は５連敗。

交流戦では、このカードの連敗を更新中だが、このカードの５連敗は、対戦のあった１リーグ時代の４９年に前身の阪急に６連敗して以来になる。

　今季、巨人のサヨナラ負けは、５日ロッテ戦で大勢が押し出し死球をして以来４度目になる。

　押し出しのサヨナラ負けは、５日のロッテ戦以来２１度目になるが、シーズンに２度も押し出しのサヨナラを許したのは、８４年７月７日中日戦の９回に角三男が押し出し四球。８月１７日大洋戦の１０回に鹿取義隆が押し出し四球して以来、球団２度目のことだった。

　これで、交流戦は３勝６敗１分けとなり、最下位に転落。１０試合以上消化して、交流戦単独最下位は１７年以来。この年の交流戦６勝１２敗で１０位に終わったが、巻き返せるか。（福山　智紀）

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