◆米大リーグ マリナーズ4x―3ガーディアンズ(14日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 マリナーズのC・ローリー捕手(28)が14日(日本時間15日)、本拠地・ガーディアンズ戦に「3番・捕手」で先発出場。初回に適時二塁打を放つなど3打数1安打1打点でチームの勝利に貢献したが、これで出場5試合連続ノーアーチ。

メジャートップの26発は変わらず、この日2本塁打でナ・リーグ最多25本塁打のドジャース・大谷翔平投手(30)に1本差に迫られた。

 ローリーは0―0の初回無死一、三塁で右翼フェンス直撃の先制適時二塁打。3-3の9回2死二、三塁では申告敬遠で歩かされ、続くポランコがサヨナラ適時打を放って逆転勝ちした。

 7日(同8日)の敵地・エンゼルス戦では初回に25号3ラン、9回に26号ソロと1試合2発の大暴れを見せたローリー。ア・リーグ本塁打王争いで一時はジャッジ(ヤンキース)に5本差をつけて独走していた。しかし、小休止している間にジャッジが猛追。13日(同14日)には26本塁打で並ばれていた。この日はジャッジも4打数無安打3三振だったため、トップタイのまま変わらなかった。

 ローリーは昨季153試合で自己最多の34本塁打、100打点を記録した両打ちの“打てる捕手”だが、今季は驚異の年間61発ペース。打率3割8分4厘、60打点もリーグトップのジャッジの3冠王に向けて最大のライバルとなっている。

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