◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス8―3巨人(15日・京セラドーム大阪)
巨人は先発した戸郷が5回に一挙5失点と打ち込まれ、中継ぎ陣も精製を欠き逆転負け。今季5度目の3連敗でオリックス戦は6連敗と苦しみ、貯金は0となった。
初回、先頭の泉口が中前打で出塁し、吉川の打席では二盗も成功させるが後続が倒れて無得点だった。2回は3者凡退。3回は先頭のキャベッジが左前打を放つも得点にはつながらなかった。
しかし、4回先頭にオコエが遊撃への内野安打で出塁すると、なお1死二塁で丸が左前へ先制打を放って試合を動かした。5回は3者凡退に抑えられ、4点を追う6回も得点圏まで走者を進めたが得点にはつながらなかった。
5点ビハインドの7回には先頭の増田陸が左翼線沿いの二塁打で出塁すると、1死二塁で坂本が中前打を放って好機を作った。なお1死一、三塁でキャベッジが右前へ適時打を運んで2点目を追加。続く甲斐も中前へ適時打を放って3点目をスコアボードに刻んだ。
3点を追う8回は3者凡退に抑えられ、9回は2死から坂本が中前打、続くキャベッジが四球を選んで甲斐が左前打を放って2死満塁の好機を作ったが、泉口が一ゴロに倒れて試合が決まった。
投げては先発した戸郷が初回、先頭の宗に初球を中前打にされも後続を断って無失点。2回は3者凡退で抑え、3回は2死から宗に中前打を打たれたが、続く太田を見逃し三振に斬って得点を許さなかった。
1点リードの4回は先頭の森に右翼フェンス直撃の二塁打を打たれ、なお1死二塁では頓宮に四球を選ばれたが後続を断って踏ん張った。
しかし、5回。先頭の福永に三塁線沿いへ二塁打を許し、続く中川にも左前打を打たれて無死一、三塁のピンチを招くと、宗に右前へ適時打を打たれて同点にされた。なお1死一、三塁では森に右前へ適時打を許して勝ち越し点を献上した。
なお2死一、三塁では頓宮も右前へ適時打を放って3点目を奪われると、続く西川にも左中間へ2点適時二塁打を打たれて、この回一挙6安打5失点と主導権を奪われて。5回9安打5失点で降板した。
6回からは2番手の山田が登板。先頭の中川に左中間へソロを打たれたが、後続を断って最少失点で踏みとどまった。3-6の7回には石川が2死から走者を出したが無失点で抑えた。
8回には平内がマウンドに上がったが、先頭の福永から3連打で2点を奪われた。