【大学野球】１部リーグ優勝８度の東海大札幌が札幌国際大に敗れ初の２部降格　藤田翔監督「非常に悔しい。申し訳ない」
初の２部降格となった東海大札幌の選手たち（カメラ・島山　知房） 画像（1枚）

◆札幌学生野球連盟春季１、２部入替戦▽第２戦　札幌国際大９―８東海大札幌（１５日・モエレ沼公園野球場）

　１部リーグ優勝８度、２０１７年全日本大学野球選手権４強の実績を持つ東海大札幌が、初の１部昇格を目指す札幌国際大に敗れ、２０１２年秋の昇格後初の２部降格が決まった。

　１戦目を２―７で落とし、後がない状況で迎えた２戦目。

３点ビハインドの６回に３番・天野凰介（３年＝札幌大谷）の適時三塁打で２戦通じて初めてのリードを奪った。しかし、計１８安打を許した投手陣が踏ん張り切れず、直後の７回に２失点。再逆転を許し、２連敗を喫した。

　東海大札幌は、２０１１年春に札幌学生野球連盟に加入した。３部だった１１年秋、２部だった１２年春に入れ替え戦を制し、１部に初昇格。日本ハム・今川優馬、元ＤｅＮＡ・水野滉也らを輩出してきた。ОＢの藤田翔監督は「先輩たちが積み上げてきてくれたものなので、非常に悔しい。申し訳ない気持ち。最短で（１部に）復帰するのが我々の使命。すぐに作り直して次に向かいたい」と話した。

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