西武・今井達也投手(27)が16日、DeNAトレバー・バウアー投手(34)との“日米最高峰右腕対決”に向け、高ぶる胸の内を明かした。17日のDeNA戦(横浜)での対決へ向け、ベルーナDで最終調整。

「メジャーで活躍してたピッチャーっていうのはどういう球を投げてるのか、実際に自分の目で見てみたい」と20年サイ・ヤング右腕に興味津々だ。

 今井はバウアーについて「野球の最先端を常に行ってるイメージがある」。実際に投げ合うだけではない。DH制のないセ本拠地での試合のため打席にも立つ。「変化球がやっぱりどれも一級品なんで変化球見たいですね。打席に立つのがすごい楽しみ」と打者としても一流を体感できることを喜んだ。

 5月以降は中6日でローテを守り続けたが、リーグ戦再開初戦の6月27日・日本ハム戦(ベルーナD)での登板を見据えてローテが再編されたことで対決が実現。「テレビで見るのと全然違うと思うんで。経験というか興味本位というか、刺激になる部分は多いと思います」。ここまで11試合で5勝2敗、防御率はリーグ3位の1・30、奪三振は同2位の87。“投手三冠”も射程圏のエースは、ビッグネームからの吸収でさらに成長する。(大中 彩未)

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