波に乗る若手右腕撃ちへ―。丸佳浩外野手(36)が巨人打線のキーマンとなる。

東京D6連戦初戦の17日・日本ハム戦の相手先発は高卒4年目の達。24回2/3連続無失点と好調だが、若手が多い打線で坂本とともにそびえ立つベテランがその打棒で貫禄を見せれば、勝利への機運も高まる。

 現在8戦連続出塁中で、直近3試合は13打数4安打で打率3割8厘。交流戦では昨年同3割1分5厘で、今季もここまでチーム2位の2割7分3厘と、相手がどこであろうと大きく数字を落とさないのも丸らしさだ。「どんな状況、どんな投手であろうと、しっかり結果を出すためにというのは変わらないです」という不変のメンタルが長年の好結果を生んでいる。

 交流戦最下位の巨人は対戦経験の少ないパ・リーグの投手相手に苦戦が続く。達は身長194センチから繰り出される150キロ前後の直球とフォークが武器。初対戦のイキのいい21歳を丸が旗振り役となり冷静に打ち崩す。

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