波に乗る若手右腕撃ちへ―。丸佳浩外野手(36)が巨人打線のキーマンとなる。
現在8戦連続出塁中で、直近3試合は13打数4安打で打率3割8厘。交流戦では昨年同3割1分5厘で、今季もここまでチーム2位の2割7分3厘と、相手がどこであろうと大きく数字を落とさないのも丸らしさだ。「どんな状況、どんな投手であろうと、しっかり結果を出すためにというのは変わらないです」という不変のメンタルが長年の好結果を生んでいる。
交流戦最下位の巨人は対戦経験の少ないパ・リーグの投手相手に苦戦が続く。達は身長194センチから繰り出される150キロ前後の直球とフォークが武器。初対戦のイキのいい21歳を丸が旗振り役となり冷静に打ち崩す。