◆イースタン・リーグ 巨人4―3日本ハム(11日・ジャイアンツ球場)

 巨人の育成2年目右腕・園田純規投手(20)が20代最初の登板で5回7安打1失点と粘りの投球を見せた。11日のイースタン・日本ハム戦(G球場)に先発。

5回で87球を要し「リズムに乗れず、思うような投球ができなかった。慎重になりすぎてボール先行になった」と反省しきりで、桑田2軍監督も「コントロールの重要性を再確認してくれたんじゃないかな」。それでも最少失点でまとめた右腕は「意図してゲッツーを取れた。要所で粘れたことは収穫」と話した。

 7日に20歳の誕生日を迎えたばかり。今季は6月14日のヤクルト戦(戸田)で公式戦初登板初勝利を挙げるなど、2軍戦で4試合に登板して3勝0敗、防御率1・64とアピールを続けている。「イニングを投げるために球数を減らして、テンポ良く投げたい。守備の時間をキュッとまとめられるように」。支配下登録を目指す右腕は次戦を見据えた。

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