◆第107回全国高校野球選手権 埼玉大会準々決勝 浦和実8―1伊奈学園=7回コールド(23日・県営大宮)

 初出場のセンバツで4強入りした浦和実が7回コールド勝ちで準決勝に進んだ。エース左腕の石戸颯汰(3年)は8点リードの7回に登板。

2者連続三振と上々のスタートだったが、連続長打を許して1失点。「2個連続で三振を取ったので、ちょっと三振を取りたい気持ちがありました」と反省。辻川正彦監督は「3者連続三振より打たれて逆によかったかもしれない。次に向けては大丈夫だと思います」と次戦へ手応えを感じていた。

 同校は2008年の南埼玉大会で準決勝に進んでいるが、2校が出場した記念大会以外では初の準決勝進出となる。春夏連続出場へあと2勝とした石戸は「まだチームを通して無失点という試合がないので、失点ゼロでいきたいですね」と誓った。

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