◆米大リーグ カブス4―8ロイヤルズ(23日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手が23日(日本時間24日)、本拠のロイヤルズ戦に「2番・右翼」で先発出場も4打数無安打で打率は2割5分6厘となった。

 現地22日の同カードで18打席ぶりの安打を放った鈴木だったが、この日は35歳のベテラン右腕ルーゴに翻弄(ほんろう)された。

第1打席はカーブで三振、第2打席はカッターで二ゴロ、第3打席は直球で三振。3番手シュライバーにもカッターで詰まった二飛だった。

 痛かったのが1回の守備。先頭打者が高く打ち上げた右翼やや後方への飛球をグラブに当てながら落球(今季3個目の失策)。1死後に2点本塁打が飛び出し、先制を許した。

 この失点が尾を引き元ソフトバンクのレイが5回までに6失点。これで後半戦は3勝3敗。ナ・リーグ中地区首位で並んでいたライバルのブルワーズがマリナーズに大勝したため再び2位に転落。2020年以来の地区優勝に、今が正念場になってきている。

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