巨人のアカデミーコーチなどを務める西村健太朗氏が25日、巨人女子チームの小野寺佳奈投手と東京・江戸川区球場で「SUNホールディングスCUP 第43回少年軟式野球世界大会」(同日開会式)に出場するブラジルの少年少女32人と交流した。

 巨人はJICA(独立行政法人国際協力機構)と連携協力協定を結んでおり、23年に日本人のブラジルへの移住115周年を記念する野球交流を同国で実施。

その縁もあって今回も実現した。実戦形式を行った上での指導などを行い、質問タイムでは2人が子供たちから矢継ぎ早に野球に関する質問を受けた。

 西村氏は外国の少年少女との交流に「なかなかないので新鮮でした。小さい頃からもっと野球を好きになってもらいたいです」と柔和な表情で語る。小学時代に同大会に出場経験がある小野寺は「(この日16人が参加した)女子も上手ですね。私が小学生の時は女子の選手が大人にいるなんて全然知らなかったので、そういう姿をこの子たちに見せることでこういう世界もあるんだなというか、野球やりたいなと思ってもらえたらいいなと思います」と力を込めた。

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