◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―1中日(26日・神宮)
中日は7回に勝ち越しを許して、痛恨の逆転負け。後半戦の初戦を落とし、3連敗を喫した。
初回1死一、三塁。4番・細川が、ヤクルト・吉村のカットボールを左前にはじき返して先制した。
早々に援護点をもらった先発・高橋宏斗投手は、6回4安打1失点。5回まで1安打無失点と好投した。だが、1―0の6回2死二塁。同学年の内山に中前適時打を許して追いつかれた。99球の力投も勝利には結びつかず、「リズムの悪いピッチングでしたが、バックに何度も助けてもらいながら、6回まで投げることができた。最後(6回)は、僕が踏ん張らなければいけませんでした」と肩を落とした。
1―1の7回からは2番手・藤嶋がマウンドへ。だが、2死一、三塁で、2番・赤羽に左前適時打を浴びて、勝ち越しを許した。これが決勝点となった。
1点を追う8回には2死から、田中が右中間への三塁打で好機を作ったが、続く上林が二ゴロに倒れて、得点のチャンスを生かせなかった。
チームは、19日に5年ぶりの7連勝を飾るも、2連敗でシーズンを折り返した。上位浮上のためには「負けが続いた時にスパッと止めることが大事」と話していた指揮官だったが、痛い3連敗となった。