◆イースタン・リーグ 巨人2―2西武=延長10回タイブレーク=(26日・Gタウン)

 巨人の育成2年目・園田純規投手が好投した。

 先発で登板して6回4安打1失点。

3回2死一、二塁でセデーニョに左前適時打を浴び先制を許したが、その後は粘り強く投げ抜き、6回99球でマウンドを降りた。

 今季は2軍戦5試合に登板して3勝0敗、防御率1・61の成績。この日も好投を見せた右腕は「3回のフォアボールがなければもう1、2イニング投げられた。あそこで1点取られて、引き分けだったので悔しい」と、自身の四球が絡んで失点した3回の投球を悔いた。

 投げるたびに課題を見つけ、成長する20歳。桑田真澄2軍監督は「ゲームを作ることに非常にたけているピッチャーだと思う」と高く評価。その上で「試合の中でギアを入れたり流したりね、8分くらいで投げても抑えられるようになってほしいね。球威とか変化球、投球術でもアウトが取れて、守備でもアウトが取れる。試合の流れを見ながらピッチングできるピッチャーに育ってほしいね」と、右腕のさらなる成長に期待した。

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