パ・リーグ ロッテ―日本ハム(3日・ZOZOマリン)

 プロ2度目の先発となった日本ハムの二刀流ドラ1・柴田獅子投手が3回5安打1失点で降板した。最速は150キロをマークし、ロッテ・山本大からスライダーで空振り三振も奪った。

 初回は1番・高部に初球を右翼線へ二塁打を浴びると2番・西川にはカウント3―1から146キロの直球を右前適時打。わずか6球で先制された。その後は立ち直り3回を51球、無四球で1失点にまとめた。

 2日の登板前日には、「試合で投げてみないと分からない。風に早く対応できれば」と話していたが、時折風速9メートルの強風の中、感覚をつかむ前に捉えられた。この日は、50球前後の球数制限を設ける予定だったが、「初勝利したいですね。抑えれば長く投げられる」と高卒新人の世代1号での初勝利を狙ったもののお預けとなった。

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