パ・リーグ オリックス2―0日本ハム(5日・京セラドーム大阪)

 疲労に重い黒星が重なった。日本ハムはチャンスを生かせずゼロ封負け。

ドタバタ移動の末の敗戦に、新庄監督は「新幹線で7時間? 練習もできなくて、こういう結果になりますね。やっぱ打つ方では準備が大事ってことが分かった試合」と淡々と振り返った。

 またも大阪移動だった。東海道新幹線が台風15号の影響で、一時運転を見合わせ。東京駅を69分遅れで出発したが、静岡駅で2時間以上も足止めを食らうなど影響は続き、新大阪駅着は4時間22分遅れの午後5時22分だった。新大阪からのバスで軽食と水が配られ、球場入りは約4時間遅れの午後6時5分。フリー打撃は行わず、ウォーミングアップを含め40分程度の練習で試合に臨んだ。

 8月1日のオリックス戦(京セラD)では、北海道からの大阪移動が大幅に遅れ、16分遅れで試合を行ったが、前回以上の開始遅れ。新庄監督は前回同様にインスタグラムでスタメンを発表し「ストレッチは新幹線で頼むばい」と呼びかけたが、打線が不発に終わった。

 開始が遅れた試合は前回に続く連敗。首位と3ゲーム差とされ、ついにソフトバンクにマジック18が点灯したが「勝手に書いて(笑)。今日はけががなかったということで」と指揮官。

まだまだパ・リーグの灯を消すつもりはない。(山口 泰史)

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