◆JERA セ・リーグ 巨人1―12ヤクルト(4日・岐阜)

 巨人が今季ワーストタイとなる12失点を喫し、同一カード3連勝を逃した。プロ初勝利を目指した先発の又木鉄平投手(26)は初回にヤクルトの主砲・村上に2ランを浴びるなど、4回途中7安打5失点で降板。

続いてマウンドに上がった泉圭輔投手(28)も村上にこの日、2発目となる満塁弾を浴びて勝負を決められた。好調の泉口友汰内野手(26)は初回に遊撃内野安打を放ち、自己最長を更新する15試合連続安打として打率トップをキープ。試合は8回途中雨天コールドとなった。5日からは中日3連戦(バンテリンD)を迎える。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―ピッチャーが試合をつくれなかった

「行かせたのは俺だから。申し訳ない。こんな雨の中ずっと残ってくれたし。ファンの人に申し訳ないなと思います」

―又木、泉は技術的な問題かメンタルの問題か

「全てじゃないですかね。バントもそうだし。あのバントのゲッツーから流れがガラッと変わっちゃったなっていうのは感じましたし。そういうところですかね。ストライクは入るようにはなったけどっていうね。

ちょっとレベル低いんだけどね。プロ野球だからさ。そこはもう一回自分が情けないと思ってやってくれよってのはお願いしたんですけどね」

―ファームでもう一回調整

「そうだね」

―カードがかわるが切り替えるしかない

「今もみんなに明日ってのは言ったんでね。今日は増田(大)を投げさせる予定だったんだけどね。投げさせたらまたいろいろあると思うけど、投げさせなくて良かったなと思って」

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