◆JERAセ・リーグ 広島2―1DeNA(3日・マツダスタジアム)
広島は、運も味方に連敗を3でストップさせた。0―1の5回1死二、三塁から大瀬良の代打・前川の打球をDeNAの遊撃・京田が後逸し、2者生還で逆転した。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
―接戦を制した
「(大瀬良)大地も、あまり調子が良くなかったんですけど、粘りながら何とか最少失点で抑えてくれたと思います」
―5回は中盤の勝負どころで若い前川選手を代打に。敵失で逆転
「(左の)東というのもあったし、二、三塁のチャンス。誠太は“当て感”もあるので、あそこは誠太と決めました。なかなか3ボールから振るのも勇気いるんだけど、よくスイングしたと思います。結果はショートゴロ、エラーだったけど。まだ確認していないけど、二遊間が下がっているのが見えていた中で3ボールからスイングできていたのか。
―直後の守備では末包選手に好守。その後も佐々木選手、菊池選手に好守があった
「本当に、打つだけじゃなく、スエ(末包)にしても、キク(菊池)にしても、(佐々木)泰にしても、守る方でも球際を攻めていってくれていると思います。ナイスプレーでした」
―6回以降は中継ぎ陣が無失点リレー
「散々の走塁ミス(盗塁死3、けん制死1)で向こうに流れがいっていたんだけどね。中継ぎ陣がよくその流れを断ち切ってくれたと思う。選手は本当に頑張っていたと思うけど、こんな野球をしていたらクライマックスシリーズなんて出られないと思う。選手はよく頑張っている」
―走塁ミスに関して
「そこは戦術的なことなので言えないけど、選手はみんなよく頑張ってくれていると思います。ただ、こんな野球をやっていたらクライマックスシリーズなんて出られない。今日はもらった勝ちだと思うけど、そこは自分が大いに反省しないといけない試合だったと思う」