巨人の山崎伊織投手(26)が、自己最多の11勝目を目指して5日の中日戦(バンテリンD)に先発する。4日、G球場で最終調整し、「本当に全部負けられない。
今季の中日戦は4月に先発で2試合に登板し、1勝0敗、計13イニング無失点と好相性。「出ている選手は1週間かけてしっかり見ている。その頃よりも(スタメンが)半分くらい変わっている。バンテリンは広いけれど、低く投げる時は低くボール球を振らせるとか、ピッチングの基礎の部分をしっかりとやることが大事」と表情を引き締めた。
「まだ僕にかかってる負担はそんなに大きいものではないし、戸郷とか菅野さんはもっとすごい負担がかかりながら投げていたと思う」と謙遜するが、ここまで10勝3敗、防御率1・72と抜群の安定感でチームをけん引している。「相手というよりも、しっかり頭を整理して、でも考えすぎることなく自分のピッチングをすることが大事」。大事なカード初戦で必勝を期す。