◆米大リーグ パイレーツ―ドジャース(4日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)

 体調不良のため3日(日本時間4日)の登板を回避したドジャース・大谷翔平投手(31)の次回登板が、8日(同9日)の本拠地・ロッキーズ戦に決まった。4日(同5日)のパイレーツ戦の試合前にロバーツ監督が「彼は月曜日(8日)にロサンゼルスで登板する予定だ」と明言。

「体調を整えるために少し時間を与える。彼は今も胸(せき)の問題や疲労に対処しており、そしてDHとしても出場しているので、それ(8日に登板すること)が5イニングを投げるためには最良だと思う」と説明した。

 大谷はこの日の試合前練習ではユニホーム姿でグラウンドに姿を表し、約15分間のキャッチボールなどで調整した。ブルペン捕手が中腰となり、変化球の感触を確かめる場面もあった。屋外での練習は2日ぶりとなった。

 当初は3日(同4日)のパイレーツ戦に二刀流で先発する予定だったが、せきや鼻詰まりなど風邪の症状があり、登板を回避。それでも、「1番・DH」で先発出場して2安打を放っていた。ロバーツ監督は前日の時点で大谷の次回登板について「まだ体調が万全ではないので、次にいつ彼が登板できるか決まっていない」としながら、5日(同6日)からのオリオールズ3連戦での先発を示唆していた。7日(同8日)に先発登板となっていれば、菅野智之投手(35)と日米通じて初の投げ合いが実現していた。

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