◎「第46回北河内大会」(8月30日・萩谷総合公園野球場ほか)◆中学生ジュニアの部 ▽決勝 住吉ボーイズ4-0大阪東ボーイズ

 決勝で住吉の投手陣が躍動した。先発・方城が3回を3安打無失点。

2番手・北口も2回無失点でつなぐと、最後は松本が2回をゼロ封。完封リレーでの優勝となったが、捕手としてもチームを引っ張った山下主将は「結果的に勝てただけ。反省点がいっぱいです」と厳しかった。

 準決勝では打線が12安打13得点し4回コールド勝ち。だが、入団から現ナインの指導を続ける東本監督は「打線は打ってくれたらラッキーで、基本的には投手を中心とした守りのチーム」と評価する。指揮官から背番号1を託された北口も「いつも通りストライク先行でいけたが、抜けた球もあったので制球を磨いていきたい」とさらなる飛躍を誓う一人だ。

 新チームの本格始動へ向け、これ以上ない勝ち方での優勝。投打で活躍した方城は「この調子で練習し、秋を絶好調で迎えたい」と力強く言い切った。

 〇…大阪東はあと一歩で優勝を逃した。準決勝は大石、島田、林が好投し接戦に勝利。決勝でも1年生左腕の門屋と松本が力投したが、勝利には届かなかった。

 門屋は「打たせてとる投球で攻撃にいいリズムをもたらしたい」と宣言。

松本も「回転をもっとあげていい投球をする」と目標を挙げた。新チームでも貴重な戦力になりそうで、リードした小松主将は「頼れる後輩なのでしっかり引っ張っていく」と共闘を誓った。

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