中日・祖父江大輔投手(38)が5日、バンテリンDで会見を行い、今季限りでの現役引退を発表した。愛知高、愛知大、トヨタ自動車を経て13年のドラフト5位で入団し、地元・名古屋でプロ野球人生を全う。
今季は6月11日の楽天戦(楽天モバイル)で史上112人目の通算500登板を達成したが、18試合で防御率4・58。9月初旬に球団から来季の戦力構想外を伝えられ「中日で終わりたい」と即決断した。「中継ぎは天職。毎日、試合に参加したかった」。すべてリリーフで通算509試合に登板し。17勝27敗12セーブ136ホールド、防御率3・04。20年には最優秀中継ぎにも輝いた。後輩にも慕われ「投げたくない日も、みんなに会ったら頑張れた。後輩に残せたことはない。