◆米大リーグ オリオールズ―ドジャース(5日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク)
30年前の1995年9月5日に、ルー・ゲーリッグ氏と並ぶ2130試合出場を果たしたカル・リプケン・ジュニア氏(オリオールズ共同オーナー)が、ドジャースとの3連戦を前に、オリオールズの本拠地でメディア対応。6日(日本時間7日)の試合前に予定されている「2131連続出場メジャー記録達成30周年記念イベント」を前に、心境などを語った。
「実は、学校は皆勤賞ではなかったね」と笑った鉄人。父であり、元オ軍監督のカル・リプケン・シニアのプラーク(盾)が壁にかかっているホームのダグアウトで「毎日試合に出ることは、父に教えられた正しいアプローチだった。毎日、球場に来て、先発に名前があり、その日に集中して過ごしていただけ。だが引退して、色んな職業の人々から継続して勤務することの大切さを称賛されることで、逆に自分が学ぶことがあった」と振り返った。翌日には、単独新記録を樹立した。
6日(同7日)のドジャース戦第2戦の試合前には、記念イベントが行われる。「相手もドジャースだし、お客さんもほぼ満員になると思うし、とてもエキサイティングだ。楽しみにしている」と語った。