楽天・藤井聖投手が先発する7日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に向けて、目の前の打者へ“全力投球”を誓った。登板前日の6日は試合前練習に参加し、ダッシュなどで調整した。

CS圏内を争うチームにとって負けられない戦いが続くが、「ここまできたら体力尽きるまで全力で投げる、それだけです」と後先考えずに相手打線を抑えていくだけと力強く話した。

 前回登板だった8月30日の日本ハム戦(エスコン)は、4―2とリードした状況の4回で降板。チームはそのまま勝利したが悔しさも残った。「(投げる)イニングは自分でどうにもできないところもある」と言いながら、「ゼロで抑えるのは何とか頑張ればできること。とにかくゼロにこだわってやっていきたい」。スコアボードにゼロを並べて長いイニングを投げ、チームの力になる。

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