◆JERA セ・リーグ 中日4―5巨人(6日・バンテリンドーム)

 巨人の吉川尚輝内野手が勝ち越し適時打となる内野安打を放った。

 4―4の9回2死満塁。

1点ビハインドから坂本の同点打で追いついた直後だった。リーグトップの39セーブを挙げている守護神・松山のフォークを捉えると打球は二遊間へ転がった。中日の二塁手・田中が逆シングルでさばいて送球したが、一塁を全速力で駆け抜け、判定はセーフ。「なんとかなってくれと思っていた。何が起きたかわからなかったですけど、いいところに飛んでくれて、最高の結果になってよかったです」と振り返った。

 試合前の時点で3位のDeNAと0・5ゲーム差に縮まり、1試合も落とせない中での勝利。「明日も打てるように、みんなで頑張っていきたい」と次戦を見据えた。

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