◆米大リーグ オリオールズ―ドジャース(6日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク)
ドジャースが悪夢の2戦連続サヨナラ負けを喫して、5連敗となった。
敵地ながら、球場全体が大記録への期待感が包まれた中で、一気に流れが変わった。
ドジャースは3―1とリードをしてあと1アウトだったが、2番手のトライネンが二塁打と2四死球で満塁のピンチを迎えると、カウザーに四球を与えて押し出しで1点差。なおも2死満塁でマウンドにはスコットが上がったが、リベラに2点適時打を浴びてサヨナラ負けとなった。
山本は「打たれたなと思いました」と振り返りながら、「いいコースにはいっていましたけど、ちょうどカットボールにタイミングがあってしまったというか…、そんな感じです。すごく悔しかったですし、最後も僕が選んだ球だったんですけど、悔しさとやられたかというそんな感じですかね」と悔しさをにじませた。
8回3分の2で112を投げて1安打1失点。毎回の10奪三振も12勝目すらならなかったが、山本は「キャッチャー(ロートベット)とは初めてだったんですけど、試合前も試合中も、しっかりコミュニケーションを取って、いいコースを狙って、思い切って腕を振って投げていけたので、その思い切りがよかったと思っています。最近はすごくいい感覚で投げられている試合が多いですし、今日もどんどん調子を上げていって、思い切って投げていけたので、調子がいい証拠かなと思います」と収穫も口にしていた。