パ・リーグ ソフトバンク2―4楽天(7日・みずほペイペイ)

 楽天の先発・藤井聖投手がチーム最多に並ぶ今期6勝目を挙げて、チームの連敗を4で止めた。2回に先制されながらその後は失点を許さず、6回105球を投げて5安打1失点。

「最少失点で粘り切れたなという思いです」と振り返った。4四球とやや制球が乱れた場面もあったが、「調子は良かった。しっかりと思い切り投げれば長打とかはないと思っていたので臆せず投げ込めました」。連勝中だった相手にも真っ向勝負で白星を引き寄せた。

 同学年で女房役である太田が4回に勝ち越しの1号2ランを放ち、「非常に、非常にありがたい一発でした」と感謝。最近は得点後すぐに失点することが多かったが、「取られちゃいけないじゃなくて、気にせずやった結果がいい感じだった。変に気負わずやっていけたらいいのかな」と意識を変えて好投につなげた。昨季チーム最多タイの11勝を挙げた左腕が、大事な終盤で白星を重ねていく。

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