◆第79回セントライト記念・G2(9月15日、中山競馬場・芝2200メートル)

 前走の日本ダービーで9着だったファイアンクランツ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父ドゥラメンテ)は、秋初戦へジョアン・モレイラ騎手の手綱で臨むことが8日、分かった。サンデーサラブレッドクラブがホームページ上で発表した。

 青葉賞2着以来のコンビとなるが、当時の勝ち馬エネルジコは新潟記念でシランケドの2着。3着馬ゲルチュタールは3勝クラスを勝利と、古馬相手に結果を出しており当馬も高い能力は保証されているようなもの。1週前追い切りの3日はWコースで一杯に追って僚馬に2馬身遅れたが、7日の坂路では同じ相手に追走併入を果たしており仕上がりも不安はない。

 堀調教師は「能力はあるのですがうまくかみ合ってきていないので、春と比べて大きな違いはありません。調教は順調にこなして、ほぼ仕上がった印象です。先々はやれる馬ですが、まだ成長段階なので今回も相手次第になると思います」と慎重なジャッジを下している。

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