◆第79回セントライト記念・G2(9月15日、中山競馬場・芝2200メートル)
6月の未勝利から3連勝で初の重賞へ挑むサクラファレル(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父サートゥルナーリア)。伯父に重賞3勝馬サクラプレジデントをもつ良血が、才能を開花させつつある。
1週前追い切りの3日は美浦・Wコースで5ハロン65秒5―11秒8を馬なりでマーク。併せたミッキーマドンナ(3歳1勝クラス)には遅れたが、相手もかなり動く馬なので仕方がない。むしろ楽に好タイムを出せているところは好印象だ。
堀調教師は「今回もいい状態で臨めると思います。2200メートルの距離は少し長い感じはありますが、いずれは対応できるようになってほしいです。制御する面や折り合いに課題があって菊花賞というタイプでもありませんが、3歳馬同士なので使ってみます」と評価した。