◆第43回ローズS・G2(9月14日、阪神競馬場・芝1800メートル=3着までに秋華賞の優先出走権)追い切り=9月11日、栗東トレセン

 春2冠では不調に終わったビップデイジー(牝3歳、栗東・松下武士厩舎、父サトノダイヤモンド)は坂路を55秒7―12秒9。今回、初コンビを組む西村淳也騎手を背にやや重くなった馬場を苦にすることなく、ぶれることなく力強く駆け上がった。

「先週はメンコを着けましたが、今週は外してピリッとしていい感じだったので、そのままで。順調に来ています」と松下調教師も目を細めた。

 昨年の阪神JF2着。クラシックでの活躍が期待されたが桜花賞11着、オークス13着と2ケタ着順に終わった。「リフレッシュはできたかな」と巻き返しを期す秋の始動戦。「順調に来ていますし、次につながるレースをして欲しいですね」とトレーナーも力を込めた。

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