◆第73回神戸新聞杯・G2(9月21日、阪神競馬場・芝2400メートル)

 過去10年で、すべての勝ち馬と連対馬20頭中17頭が5番人気以内。神戸新聞杯は、堅い決着になりやすい。

日本ダービーからの臨戦組が【86429】と圧倒的優勢だが、なかでも1~5着だった馬が17頭の出走で6勝、2着4回の10連対に対して、6着以下は31頭で2勝、2着2回の4連対。ダービー上位組を素直に軸に据えるべきだろう。

 エリキングが軸に最適だ。中京開催だった20~22、24年を除く過去10回では、ダービーで上がり最速を記録した馬は4頭で2勝、2着1回と好成績。また、前走と同じ騎手が引き続き騎乗した場合【85948】。15年以降の阪神・芝2400メートルでルメールと並び騎手別トップタイの14勝を挙げ、23年にサトノグランツで制している川田の継続騎乗は好材料だ。

 ダービー未出走組では前走2勝クラス組が4連対でトップだが、今回は不在。ヒモ穴として1勝クラス組を狙うなら、ボンドロアだ。サートゥルナーリア産駒は23年9月以降の同舞台で種牡馬別1位タイの3勝。前走の北辰特別を上がり最速で差し切ったパフォーマンスは、初重賞でも侮れない。

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