珍名馬のデビュー戦ⅤがⅩのトレンド上位に入るなどSNSでも沸いている。21日に行われた阪神6R・2歳新馬(ダート1800メートル=9頭立て)は、単勝オッズ5・7倍の3番人気に支持されたボクマダネムイヨ(牡2歳、栗東・東田明士厩舎、父クリソベリル)が1分56秒8(良)で後続に7馬身差の圧勝。

ユニークなネーミングに今後も注目を集めそうだ。

 西村淳也騎手を背に8番枠から五分にスタートを切って3番手を追走したボクマダネムイヨ。1000メートル通過が1分7秒台の超スローペースでも折り合って、最後の直線入り口で先頭に並びかけると、そこからは独壇場だった。後続に7馬身差をつける楽勝で「ボクマダネムイヨ、目の覚めるような末脚を繰り出し…」とゴール後の実況通り、馬名からは想像がつかない末脚で勝利を手にした。

 馬主はユニークな馬名でおなじみの小田切光オーナー。同馬の母イイコトバカリにとっては、イツモハラペコ(牡、父ファインニードル)、イエデゴロゴロ(牝、父レインボーライン)、ネルコハソダツ(牝、父ゴールドシップ)に続く4頭目の産駒でデビュー戦初勝利となった。

 珍名馬の勝利にSNSでは「寝惚けながらこの強さは今後が楽しみだ」「しっかり起きてた」「圧勝やんけww」「もう目覚めてるの面白い」「ちゃんと起きてた」「眠くなかったんやな」「目の醒めるような末脚」「全然目が覚めているよ」「新馬のスローでも普通に起きてたじゃん」「目覚めてるやろこれ」「強いw起きてるじゃんw」などのコメントが寄せられている。

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